▽ 小さな見直しから始める、安心と効率の仕組みづくり
夏季休暇が近づいてくると、
『休みの間の引き継ぎはどうする?』
『ほかの人の進捗状況は大丈夫かな?』と少しずつ気になり始めます。
当社でも、社員が安心して休暇を取れるような体制づくりができたら――と、試行錯誤しております。
まだ、すべてのルールや仕組みが整っているわけではありませんが、少しずつ改善が進んでいる状況です。
社内でも、
『こういうところから始めたいよね』『まずはここを見直そう』
という会話がどんどん増えてきています。
今回はそんな、夏季休暇前後の業務管理の工夫について、整理してみたいと思います。
▽ 現状
当社では、社員の多くが現場(出向先)で働いていることもあり、
本社で一律のルールを作るよりも、各現場ごとでお任せしている状況がほとんどです。
そのため、
〇 引き継ぎ内容が個人任せ
〇 休暇明けのToDoが分かりづらい
・・・といったケースも、少なからずあります。
『ちゃんとやらなきゃ』と思いながらも、
明確なルールやチェックリストがないまま夏を迎えてしまうのが現状です。
▽ 少しずつ出てきた『こうしたいね』の声
最近は、
社内のあちこちで『こういうの作っておいたほうがいいかも』という前向きな声が出てきました。
たとえば、
『引き継ぎ用の簡単なテンプレートがあると助かるよね』
『休暇前に“最低限やっておくこと”をまとめた一覧が欲しい』
『共有フォルダの整理って、このタイミングがベストじゃない?』
こういった声が少しずつ増えてきたことで、
『まずは社内で小さな取り組みから始めてみよう』という動きが始まりつつあります。
▽ まず取り組みたい3つのこと
具体的には、こんなことから始めております。
〇 簡易チェックリストの作成
『できた/できていない』を整理できるような、
簡単なチェックリストを作ること。
業務の進捗状況がわかるチェックリストがあれば、業務量の管理もしやすいですよね。
『完璧じゃなくてもできる範囲から』実行中です。
〇 引き継ぎリストの導入
口頭やチャットだけで終わってしまいがちな業務引き継ぎを、
共通管理シートをつくり見える化しております。
いきなり義務化するのではなく、
『まずは使ってみよう』というスタンスで始めております。
〇 情報共有の“温度差”を減らす工夫
出向先・本社・業務内容によってばらつきが出やすいこのテーマ。
Slackや公式LINEで『この時期に確認しておきたいこと』を案内するだけでも、
ちょっとした意識づけになるのでは、と考えています。
週30分程度でもOKなので、ミーティングの時間をつくり
同じ部署内でもコミュニケーションをとる時間を増やしています。
共有ファイルのデータも誰もが見やすく整理したり、
小さな気遣いが今後の効率化へつながります。
▽ 休暇を安心して取るために、仕組みが必要
社員がしっかりリフレッシュできることは、長い目で見て会社の力にもなるはずです。
『安心して休む』には、それを支える仕組みや準備が自然とできている状態が必要です。
当社もまだその途上にありますが、
まずは小さな一歩から、少しずつでも整えていきたいと考えています。
▽ まとめ
まだ形になっていないことも多いですが、
『こうしたい』という声があちこちから出てきている今こそ、
仕組みづくりを始めるチャンスです。
今後も、社員が安心して働き、安心して休める環境づくりを目指していきます。