Windows 11 と Windows 10 アップデートでBIOSが壊れるという記事を読みました。そもそもBIOSって何なのか…調べてみました!
■ BIOSって何?そもそもどんな役割?
パソコンを使っていると「BIOS(バイオス)」という言葉をたまに耳にしますが、これが何かご存知でしょうか?
BIOSとは、 「パソコンが電源を入れた瞬間に最初に動くプログラム」 のこと。
正式には Basic Input/Output System と呼ばれ、以下のような働きをしています。
- ハードウェアの動作チェック(初期化)
CPUやメモリ、ストレージなど、基本パーツが正常かを確認
- OS(Windowsなど)を起動する準備(ブート処理)
どのドライブからOSを読み込むかなどを決める
- BIOS設定画面の表示
キーボード操作で開く設定画面から、起動順や電源設定を変更可能
■ 今回の不具合:BIOSアップデート後に何が起きる?
問題となっているGIGABYTE G5シリーズでは、 BIOSアップデートを実行した後に、以下のような症状が報告されています。
- ⚠️ BIOS画面でフリーズする(キー操作もできない)
- ⚠️ 「自動修復を準備しています」という画面で止まる
- ⚠️ 起動すらできず、真っ暗な画面で止まる
これらは「BIOSが正常に動作していない」か、「アップデートによってPCが誤作動を起こしている」可能性があります。
■ なぜそんなことが起こるのか?
- 🔁 アップデート時の電源切断や通信エラー
- 🐞 アップデートバージョン自体にバグ
- ⚙️ PC構成との相性問題
- 📥 更新後の設定不整合(ブート順やセキュリティ設定)
といった理由が考えられます。
■ 対応策・注意点
GIGABYTEユーザーの方は、以下の点に注意しましょう。
- BIOSのアップデートは必ず安定した電源環境で実施
- メーカー公式サイトに記載された更新内容や注意事項を熟読
- 不具合が発生した場合は、リカバリーUSBやCMOSクリアなどで復旧できる可能性あり
特に、今話題になっているバージョンがある場合は、 アップデートを控えるのが賢明 です。
■ まとめ
BIOSは、パソコンが動き出す最初の“心臓部”とも言える存在です。
そのため、アップデートに失敗したり、設定が崩れると、 パソコンそのものが起動できなくなるリスク もあります。
今回のGIGABYTE G5のようなトラブルが発生している場合、焦らずに情報を集め、場合によっては
メーカーサポートに連絡しましょう!